ふくし生協(福岡県高齢者福祉生活協同組合)基本構想

基本構想検討委員会

2025年の福祉生協の姿を、その時代の中心となる組合員が協議し提案します。

協同組合原則「めざすもの」

私たちには理念、めざすものがあります。

あなたがふくし生協の組合員として望むことは何でしょうか。
職員はやりがいと、物質的な満足だけでしょうか。利用者にとっては、質の向上によるサービスの充実や安心だけでしょうか。地域組合員にとっては、地域にとって必要なものを提案し、それを形にしていくことでしょうか。

協同組合は個の幸せを形にするための集まりであり、個の幸せの集合体が、協同組合と考えます。職員、利用者、地域、全ての組合員がそれぞれに持つ、個としての幸せを具体的に実現し、形にしていくのです。

見えない幸せを形にしていくことは、同じ思いを持つ新たな組合員を呼び込みます。組合員の輪と絆は大きく拡がっていきます。ひとりひとりの思いは小さくとも、つながれば大きな夢となり、力となるのです。

私たちには、お金のつながりではなく、地域のつながりがあります。

組合員全員が地域のために活動し、そのつながりで仲間とともに街づくりをすること。今までの大切なものを守り、住みたい社会、暮らしたい社会を作っていくのです。
職員、利用者、地域組合員の垣根を越え、皆がともに手をたずさえ、要望や希望を具体的に実現していきます。

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協同組合はその媒体となり、そのコーディネーターとなります。組合員の大きなうねりをつくり、地域からふくし生協の輪を築いていきます。

これが私たちのめざすものです。

職員組合員の「やりがい」

変化と団結とJFK

ふくし生協が発足して10年あまり、この10年、福祉生協をここまでの形に築きあげてこられた諸先輩方には様々な苦労があったと思います。

私たちの使命は、これまで諸先輩方が築きあげられたものをさらに良いものへと発展させていくことに加え、介護保険制度に頼らない複合的な事業の展開を模索し実現していくという、「変化」をふくし生協にもたらすことです。

祖国があなたのために何ができるかを問うより、
あなたが祖国のために何を行うことができるか問うてほしい。

Ask not what your country can do for you,
but what you can do for your country.

――John Fitzgerald “Jack” Kennedy(ジョン・F・ケネディ)

また、やりがいの2つ目として、「団結」です。

目下のところ、「ふくし生協はいかなる組合か?」「ふくし生協の目指すものは何か?」については職員組合員の間にまだまだ浸透していません。

私たちが、「団結し同じ目標に向かって力を合わせていくこと」も大きな「やりがい」となりえます。

そのためにも、今よりも一層の研修を設け事業所の枠組みを超えたふくし生協の理念、「めざすもの」の理解を浸透させていくことが不可欠です。そうすることで、「絆」は事業所の枠組みを飛び越え、さらなる「団結」をもたらすでしょう。

私たちはこの「変化」と「団結」に向け、これからいっそう尽力していく所存です。

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組合員参加の宅老所ケアと向き合っていこう!

ふくし生協の宅老所ケアとは

介護保険や福祉事業などは、サービスが必要になって初めて関わることが多いと思われます。実際に私たちふくし生協と関わった入口については、「就職した」は別として、ほとんどの方がなんらかの介護や福祉が必要になったというところからではないでしょうか。

介護が必要になって、ふくし生協に関わり、介護が必要でなくなったらふくし生協と関わりが終わる……そんな関係ならば、ふくし生協でなくてもよいのではないでしょうか。私たちふくし生協と他との違いをしっかりと打ち出し、形にしていくべきではないでしょうか。

宅老所ケアとは本来、組合員としてのふくし生協への入り口は、サロンであったり、ボランティアであったり、気軽に相談できる関係であったり。様々な活動を通じて「生きがい・やりがい・生活」を送っていく、その中で、もし、介護が必要になっても、ふくし生協の介護サービスを利用しながら、また組合員サービスを利用しながら、引き続き「生きがい・やりがい・生活」の『自分らしさ』をもって暮らしていけるシステムづくりではないでしょうか。

組合員参加の宅老所ケア

宅老所ケアとは「ただのデイサービス」ではないのです。「ただの介護保険事業所」ではないのです。
地域や組合員の思い「好きなまちでいきいきと暮らし、住み慣れたまちで安心して老いたい」これをみんなの支えあいで叶える場所なのです。

そんなふくし生協のコミュニティケアを真っ向から向き合って一緒につくっていきましょう。

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私たち『共通』の大目標

福祉文化の追及

私たち『共通』の大目標それは福祉文化の追及です!

一つ目は、福祉社会の担い手としての「事業体」をめざす事です。

「仕事起し」や「気持ち起し」ができる活動や場所作りをする事で、多くの世代の組合員が元気で幸福に暮らせるようにしましょう。
現在も活動しているものから更に発展させて、見守りやゴミ出し、移送サービス、楽しいサークル活動、介護予防活動等に取り組みましょう。

子供から高齢者までが集える場所作りとしては、サロン・農園・介護施設・公園墓地等と考えます。また事業所内保育、エンディング事業、後見人事業、引っ越し・リサイクル事業、配食事業の拡大など複合的な事業にも挑戦していきましょう。

二つ目は、ふくし生協の活動に自信や愛着を持って、3つの取り組みを実践しましょう。

  1. 自らが、積極的にふくし生協の活動に参加し、語り合いましょう。
  2. 私たちの「想い」や「願い」を実現できる組織作りをしましょう。
  3. 地域の中に小さな集まり「班」(名称を変えてもいいが)を作りましょう。

2025年に向けて、来年度基本構想を提起する予定になっています。今後みなさんに様々な意見を頂いて、更に内容を深めていきたいと思います。

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